第111章 *幕間の章*
ーー放課後
ナイトレイブンカレッジ・鏡の間
学園長『ーーー全員揃いましたね。それではこれより、緊急の寮長会議を始めます。
今回の議題は、レイラさんの現状と今後について』
円卓に座るそれぞれの顔を見渡すと、いつも寮長会議では全く姿を見せない(スマホを見ない&周りが呼ぶの忘れる)マレウスの姿に、仮面の奥の瞳を瞬かせた
学園長『なんと!今回ばかりはドラコニアくんもしっかりと参加できたようですね』
マレウス『ああ。リリアから必ず参加するようにと言伝をもらった上に、時間にはこの鏡の間まで連れてきてくれたからな』
レオナ『はっ。3日前にあれだけ仰々しく謝罪されたもんだから、少しは成長したかと思ったが..相変わらず保護者に手を繋いで連れてきてもらわなきゃ、1人で来れないお子様気質のままかよ』
マレウス『そういうお前こそ、腹心に散々言われなければ重い腰を上げることすらできない怠惰な猫に変わりないようだな』
レオナ『あ?』
ゴゴゴゴゴ....
ヴィル『はぁ..どっちも何1つ変わってないわよ。とはいえ、今回のことに関しては全員前向きに集まったはずよ。他でもないあの子のことなんだから。じゃなきゃマレウスがこの場にいることも、レオナが10分前に来ていたことも、そしてユウが呼ばれたのも普段じゃありえないわ』
ユウ『...お邪魔してます』
カリム『やっぱりみんなレイラのことが心配でいてもたっていられないよな。オレも心配で夜も全然寝付けなくって、この前なんか飛行術でミスしてバルガスに怒られちまったんだよ。
ジャミルも、普段通りにしてたつもりなんだろうけど、どこか上の空って感じでボーッとしてることが多くなって、同室のやつからあいつがスゲー落ち込んでるってのを聞いてさ..』
シュンと顔を曇らせながら、みんなはどうだ?と聞くと、少しの沈黙の後に紅茶を一口飲んでリドルが応える
リドル『ーー僕も彼女がブロットを吐いて倒れたと聞いて最初は耳を疑ったよ。困惑して、冷静になろうとすればするほど焦りが生まれてきて..
そしてどうしようもないほどの恐怖に襲われた。彼女を失うかもしれない事態に酷く怯えて、まるで自分が自分じゃないように思えたよ』