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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第108章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(夢世界)*








作戦司令本部




ピコっとタッチ音が聞こえたと思えば、一瞬にして目の前が電子モニター犇めく近代的な造りの広間へと様変わりした


モニターにはゲームのキャラ編成画面やすごろくマップ、学園を映す監視カメラなど、様々なものが映し出され、その下にはいくつものキーボードのようなデスクが並び、部屋の真ん中には悪の総督閣下が座るほど大きなゲーミングチェアが置かれていた




セベク『うおっ!?いきなり風景が変わった!?』




イデア『SSRの皆さん、ようこそ作戦司令室へ』



コツコツと足音を鳴らしながら姿を見せたイデアが出迎えると、オルトは満面の笑みで駆け寄り飛びついた


オルト『兄さん!ああ、無事で良かった!』


イデア『心配かけてごめん、オルト』


オルト『もう!マレウスさんがダイレクトアタックしてきたって聞いた時は、コアが停止するかと思ったよ』


イデア『正直危機一発でしたわ。話したいことは山のようにあるけど..全部この戦いが終わったらにしよう』





オルト『うん!..あれ?よく見たら兄さんのそのコート、見たことない新装備だ』





S.T.Y.X所長代理をしていたときと同じ服に、意味深な黒い肩の甲冑と大きな黒いマントという、それこそ悪の総督閣下のような装いに、兄の新装備を興味深そうに見ていたオルトだったが、1つ気になる疑問が出てきた


オルト『新装備を用意できたなんて、もしかして結構余裕があったりした?』


 
イデア『ああ、この装備?これはニューロン・インターフェイスを組み込んだジャケット型デバイス。このジャケットの内側には特殊なセンサーが張り巡らさてて、これが脳の信号..正確には筋肉に届く微弱な電流をキャッチするんだ。

それにより目や腕の動作を介さず、脳直で各種ツールに入出力できる』



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