第4章 *覚醒ストレンジャー*
レイラのお望み通り抱き締めると、甘えるようにスリスリと擦り寄られた
ほんとに..可愛いなぁ
見た目フワフワしてて、でもどこか芯が通ってて..それでも少し危なげな彼女
魔法も使えない、何もできない僕だけど守ってあげたいって気持ちになる
好き、なのかな..?まだハッキリとは分からないけど、少しでも一緒にはいたいな
『あ、忘れてた。ねぇユウ』
はいはい、今度はなんですか。もう何も驚きませんよもうキャパがないので(二回目)
チュッ
ユウ『....ふぁっ?』
『おやすみ、ユウ♪』
エヘヘと楽しそうにしながら再び僕の胸に顔を埋められる
ユウ『.............』
拝啓、親愛なるお母様
一生のお願いです
助けてください
ユウより
あ、ウサミミの事聞くの忘れた。
明日で良いか
え?ユウくん寄り?
んなわけないっす!!
ちゃんと全員絡めるので、見捨てないでくだせぇお侍様ー!!!!