第103章 *抗争ファクション（デュースの夢）*

デュース『ユウ、レイラ、グリム。いつも言ってるが、お前たちはチームの頭数が少ないんだ。ハーツラビュル以外のシマに入る時は、必ず僕かエースに声かけろって言ったろ？』


ユウ『えーっと..そうだっけ？』


トレイ？『はは。タチが悪いのに絡まれて災難だったな。お前たちもハーツラビュルの席で一緒に昼飯を食べていくか？』


デュース『そうしろよ。エースももうすぐ来るはずだ！』




グリム『ユウ、レイラ、どうする？レオナやオルトたちも離れていっちまったし..デュースもだけど..ケイトもトレイもなんかいつもとちょっとちげー気がするんだゾ』


『..二人ともちょっと怖い。ぅぅ..』


ユウ『大丈夫、大丈夫....まずは様子を見よう。もう少し話を聞き出してみれば、何か覚醒のヒントになるものが分かるかもしれない。

それに、向こうは根暗先輩とオルトに加えてレオナ先輩もいる。こっちの考えも分かって動いてくれるはずだしね』


グリム『わ、分かった。


..お、おう。オメーらがそう言うなら、一緒に飯を食ってやってもいいんだゾ！』


ケイト？『決まりだね。んじゃ、早くメニュー選んじゃお。待たせるとリドル君に首をはねられちゃう』





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それから昼ご飯を受け取りデュースたちの後を着いていくと、席取り番のように座っていたリドルがこちらに気づき顔を上げた


ケイト？『お待たせ、リドル君』


デュース『お疲れ様です、カシラ！』


トレイ？『注文通りサンドイッチとサラダだけ買ってきたが..これで足りるのか？』


リドル？『ああ、充分だよ。本日の日替わり定食はハンバーグ..しかし今日は火曜日だ。寮長として、ハートの女王の法律・第186条。

"火曜日にハンバーグを食べるべからず"を遵守しなくては』


グリム『よー、リドル。オメーまだそのヘンテコな法律守ってんのか？ま、オレ様はハーツラビュル寮生じゃねーからハンバーグ食うけど』