第102章 *革命ビギニング(レオナの夢)*
『ジャック、向こうでしっかり休んでね』
ジャック『細くて小さくて、俺よりも長いこと戦ってきたお前より先に離脱すんのはなんか気が引けるが..残りのメンツ、お前らに任せたぜ』
『ん。絶対、また会おうね』
ジャック『それと..俺の部屋に来るって話、忘れんなよ』
『ん、忘れないよ』
ラギー『おりゃ!』
『わわっ!...んへへ、ラギさんあったかくて気持ちいい』
ラギー『また暫くレイラちゃんと会えなくなるから、抱き納めってやつっす。はぁ〜いい匂い』
『ラギさん、また会おうね。絶対だよ』
ラギー『もちっすよ。ちゃあんとマレウスさんにお詫びしてもらわなきゃいけないし、レイラちゃんにまた会えなくなるのも嫌っすからね』
『私もだよ』
アズール『皆さん、僕が同行できるのはここまでですが..世界を支配せんとする魔王を制したとあれば、その成果の値打ちは莫大。この大仕事、必ずやり遂げてみせましょうね!』
ラギー『ん?もしかしてオレ、自分の夢に戻ったらまたドーナツ食い放題なんじゃないっすか!?オレらのことは気にせず、のんびりゆっくり冒険を続けてくださ〜い!しししっ!』
ジャック『俺は..自分の実力不足を実感することばっかりだったぜ。合流するまでにきっちり仕上げていくから、期待してろよ』
『んふふ、期待してる』
ユウ『じゃあ先輩がたにジャック、またパーティー会場で』
グリム『よぉーし、それじゃあ次の夢に出発するんだゾ』
シルバー『ああ。みんな俺の周りに集まってくれ』
その言葉に次々と集まりしっかり全員がしがみついたのを確認すると、アズールたちが見送る中、シルバーは次の夢へと渡るため詠唱を唱えた
シルバー『では..いくぞ!
"いつか会った人に、いずれ会う人に..
同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)"!』