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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第102章 *革命ビギニング(レオナの夢)*















夢の回廊



黄昏色の空の上、脱出した一同は夢の崩壊が収まり安全が確保できる再構成が終わるのを待っていた


ラギー『シルバーくん、レオナさんはどうなったんすか!?夢の崩壊とか言ったけど、そんなところにあの人を置いていって大丈夫なわけないっすよね?』


ジャック『今すぐにでも助けに行かねぇと。イデア先輩、オルト!何とかできねぇのか?』


シルバー『二人とも落ち着いてくれ。今、あの夢に戻るのは危険だ。夢の主でない限り、崩壊や再構成に巻き込まれると、どうなるかもどこに飛ばされるかも全く分からない』


オルト『だけど、これまでの傾向から夢の主が崩壊において闇に呑まれても、一度目醒めている場合は自力で戻れているんだ』


シルバー『ああ。だから今は、心苦しいだろうがレオナ先輩を信じて待つしかない』


『『......』』


自分たちよりも夢を渡る旅をしてきた経験者二人の言葉を信じるべきだと分かっているが、どうしても拭えない不安がラギーとジャックの顔を曇らせていく




『ラギさん、ジャック』


ラギー『レイラちゃん..』


『レオさんなら大丈夫。目が醒めた今のあの人はとっても強い。二人が1番知ってるでしょ?大丈夫、絶対に戻ってくるよ』


本当は自分も不安なはずなのに、自分たちを安心させようと笑いかけ言葉を贈ってくれる健気な姿に、二人はそれ以上不安を口にすることはなく、シルバーたちの言う通り、夢の世界の再構成を待つことにした


ジャック『レイラ、その...ありがとな』


『ん』












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