第12章 *終曲ハーツラビュル*
『んっ...んぁっ..//!?そ..こ...んんんっ..///!!』
ピンと立った胸の飾りを摘まんで転がすと、体をビクッと跳ねさせ僕の腕にすがり付く
ユウ『っはぁ...可愛い...///可愛いよレイラ...もっと気持ち良くしてあげる』
首筋に噛みついたり舐めあげたりしながら、顔を下にずらして摘まんでいた胸の飾りを口に含む
『ひゃぁっ...///!?』
ユウ『こら、レイラ...声』
そう指摘すると、手の甲を口に当てて声を抑えようとする。その姿がいじらしくて可愛いくて、もっと感じさせたい
コロコロと舌で弄び、必死に耐えるレイラのくぐもった声に気持ちが高ぶって腰に手をかけたその時
グリム『んな"ぁぁぁ...んぐっ!んな?』
足元で眠ってたグリムが寝ぼけてベッドの柵に頭をぶつけたのか、うっすらと目を覚ました
ユウ『おっと...』
急いでレイラの服を整え、バレないように横になった
くそぅ...グリムめ...
『ユウ...///恥ずかしかった...』
ユウ『ごめんね?余裕なくて』
『でも、気持ち...良かった...///これって間違ってる、かな?』
ユウ『ううん...間違ってないよ?でもね、他の人には気安く触らせちゃダメだよ?』
『エース達にも?』
難しいこと言うなぁ...ダメって言いたいんだけど後々厄介な事に
ユウ『出来るだけ、ね?』
分かってる...こんなのは正しい形じゃないって事ぐらい
友情と情愛の"好き"の区別もつかない、何も知らないレイラにつけこんで間違った知識を与えてる。これはこの子のためにならないし、後々この子を傷つけるだろう
それでも...今はこの関係がいい。本当の事を知ってしまえばきっと幻滅して嫌われてしまう。だからこのままがいい...
ワガママだね...ごめんね
『ユウ...』
ユウ『レイラは僕やエース達にこういうことされて、本当に嫌じゃない?怖くない?』
『....嫌じゃないし怖くない。よく分からないけど...好きな人達に触られると...愛されてる感じがして...好き』
ユウ『うん...僕達はレイラを愛してるからね』
少し意味合いが違う"愛"だけれど...