第80章 *終曲イグニハイド*
その日の夜
『んっ..』
ユウ『可愛い。ね、口開けて?もっと気持ちいいことしてあげる』
『ぁ..んぅっ..ふぅ..//』
素直に従い開けられた小さな口に熱い感触が滑り込せて、優しく逃さないように絡ませる
ギュッと掴む手と閉じられた瞳が愛おしく、ユウは今までの想いをぶつけるように夢中になって貪った
『はぁ..んっ..ゃぁ..//』
ユウ『んっ..可愛い。少し触っていい?最後までしないから』
『い、よ..気持ちよくして?』
キスの余韻でとろんとしながら続きをねだる。優しい手つきで寝間着のボタンを外され、下着を上にずらし上半身の裸体をうっとりと見つめる
何度見ても誰に触れられても、まるで穢れなど知らない純真無垢な体と心に口角を上げ、その柔い肌に手を滑らせる
『ゃ..んぁ..//』
ユウ『凄くキレイだよ。ここも、触ってほしそうに立ってる』
『だめ、そこ..んゃぁ..っ//ぁ、ゃ..ひゃぅっ..//』
ピンと立てた胸の突起を摘まれ、快楽に喘ぐと反対側を口に含まれゆっくりと嬲るように舌が這う
『ひぅっ..//ぁ、だめ..きもち..んぁぁぁ..っ//』
ユウ『ん、こら逃げないの。それに、そんなに声出したらグリムに気づかれちゃうよ』
その言葉に足元で眠っているルームメイトを慌てて見るが、日中のゲーム大会で疲れたのか起きる気配もなく爆睡していた
それでもいつ起きるか分からない状況に焦りが募り首を横に振る
ユウ『ふふ、声抑えててね..んっ、』
『んぅぅぅ〜〜っ//!!んっ、ぅぅぅ〜っ//!』
再び与えられる胸への快楽に口を抑えながら必死に耐える。そんな姿に欲情が高まり、ユウは突起を摘んでいた手を下腹部へ滑らせ、服の上から太腿と股の間を撫でていく
『んぅ"っ..//!?は、んぁっ..そこぉ..//』
ユウ『こーら。声抑えててねって言ったでしょ?これはお仕置きかなぁ』
『!ゃ、ゃぁっ..痛いのは、やめて..っ』
ユウ『そんなことしないよ。気持ちいいことしかしないから』
下腹部を撫でていた手を服の下に滑り込ませると、下着をかいくぐり直接触れる。するとぬるりと濡れる感触がして、ユウは更に笑みを深めた