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銀のヴィオラ 『ハリーポッター』

第6章 ホグワーツへ行こう!



アーサーの言葉に苦笑してしまい、「少し」と言った

すると二人はダニーとエルラとで話し出した
親世代は積もる話でもあるのだろう
楽しそうに話しているので、こちらは子世代で話すことにした

ヴィオラは呼吸をし、ウィーズリー家に向き直った

「えっとー、はじめまして、ヴィオラ・マリエレンダっていうの!4人のことはパーシーから少しだけ聞いたことあるから知ってるよ!」

そう自己紹介した
するとロンがジト目でパーシーを見やる

「へぇ!あのパーシーがなぁ」
「なんだよロン」
「パーシーが女子と仲良く話すのが珍しいんだよ」
「だってお前勉強ばかりじゃないか」
「「春が来たんだな!」」
「うるさいぞ、ジョージ、フレッド」

相変わらずのウィーズリー家の仲の良さに笑ってしまった
ジョージとフレッドがこちらに向き、ニコニコした

「それじゃあ、俺達はジョージとフレッド、俺がジョージで」
「俺がフレッドだ」
「最高に」
「クールな」
「「双子だぜ!」」

ジョージとフレッドはもはや見事としかいいようがないほどにハモって話しかけてきた
次にロンが話しかけてきた

「僕はロンって言うんだ、その、ヴィオラって呼んでもいい?」

ロンが遠慮がちに言ってきたので

「うん!もちろんいいよ!私も3人のことジョージとフレッドとロンって言うね!」

笑顔でそう言うと、三人はパーシーの時のように顔を赤らめた

「???」

訳が分からず頭に?を浮かべるしかできない
ダニーが青筋を浮かべ、エルラが頭を抱え、ウィーズリー夫婦が困ったように笑ったのは内緒だ

「つーか俺達は3人だぜ?」
「4人って誰だよ?」

フレッドとジョージがそう聞いてきたので、言ってあげた

「ええ、妹がいるんでしょ?4人であってるよ?」

そう言って、ジニーの方に目を向けた
するとジニーは戸惑っているようだった

ヴィオラはジニーに話しかけた

「あなたがジニーなんだね、私はヴィオラっていうの、よろしくね」

ジニーはそう言われると、コクリと頷いた
その姿の可愛らしいこと

「可愛いー!パーシーから聞くよりもずっと可愛いよー!」
「わわっ」

ぎゅっと抱きしめダニーのように「可愛い」を連発した
案の定、ジニーは笑いながら照れていた

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