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銀のヴィオラ 『ハリーポッター』

第25章 3年生になります!!



突然呼び出されて褒めてもらえるとは思ってなかったので、2人して嬉しさのあまり微笑みあった

マクゴナガルはその様子を優しい笑みで見つめていた

『時間が被っている授業に出たい時は、その時間に巻き戻せば出席が可能です
何の科目をとるかは任せますので、ダンブルドアには私から説明します』
『『ありがとうございます』』

そうして、ハーマイオニーと一緒に"逆転時計"を貰った



(マクゴナガル先生の気持ちはありがたいけど、今からでも辞退しようかなぁ)

逆転時計を貰っていくつもの授業に出れるとしても、この科目だけはとったことを後悔した

トレローニー教授はなんというか、占い学への誇りが高すぎて難しい人だ
自分の見方が正しいと主張してなかなか生徒の意見を聞いてくれない人


『ハッ、お前も災難だな』


ルブリスが宙を飛んで嘲笑ってくる
今すぐにでも言い返してやりたいが我慢だ





トレローニー教授が言う

「今、皆様はあまり私の姿を見た事がないので疑問に思っているでしょう
なんせ俗世に降り立つと私の『心眼』が穢れてしまうので」

教卓で高らかにそう言い放つ

別に思っていないのだが否定するのも馬鹿馬鹿しく、そのままにしておいた




「そこのあなた
おばあさまはお元気?」

突然ネビルを指差しそう聞いた

ネビルは驚きながらも、自信なさげに答える

「元気だと思います…」

すると

「本当にそうかしら…
私があなたと同じ立場だったらそこまで自信たっぷりには言えないわ
可哀想に…心を広げるのです
死のオーラが出ています」

トレローニー教授はまたも高らかに言い放った

明らかに自信なさげだったのだが、どこをどう見たら自信たっぷりに見えたのだろう



やはりヴィオラはこの教師が苦手だ




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