第14章 2年生になります!!
「マルフォイと結婚って………やめた方が良いよヴィオラ!」
ロンが必死にヴィオラを止める
別に自分がそうしたいと言った訳ではないのだが…
わちゃわちゃしていると、アーサーが出てきた
「安心しなさい三人とも、ヴィオラは『聖28一族』の家柄だ
おいそれとマルフォイ家も手出しはできん」
「聖28一族?」
ハリーが疑問の声をあげる
ハーマイオニーが教えてあげた
「聖28一族って言うのは、長い間純血を守っている魔法族の事よ
彼らは魔法界の平和を保つために貢献した一族で、全部で28の家があるの
マリエレンダもその中の一つなのよ」
「へぇー」
「ハーマイオニーの言う通り
だから結婚する際にはこの一族だけ申請がめんどくさいものでな
下手をすれば、二年はかかる
だが、だからこそルシウスも慎重になっているんだ」
アーサーが彼らに説明する
彼の言う通り、『聖28一族』という後ろ盾のようなものがあるため、マルフォイ一族も手を出しにくい
やはり魔法省もマグル反対の者が多いので、純血を守ろうという意志が固いのだ
結婚するならばたくさんの功績を残したものか、高い純血の家柄でなくてはいけない
ハーマイオニーが心配そうにヴィオラを見るので、少し悪戯心に火がついた
「まあそういうことだから大丈夫だよ、それに、私はハーマイオニーと結婚するんだもーん」
「ヴィオラ!?あああ、あなた!」
「え?私の事嫌いー?」
「いや!嫌いじゃないわ!好きよ!でもでも!」
「「(ハーマイオニーは満更でもなさそう…)」」
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