第6章 3対3~証明~
武田「組めた!組めたよーっ
練習試合っ!相手は県ベスト4!青葉城西高校生!」
「青城!?」
「ゲッ」
「県の4強青葉城西高校と練習試合…!」
武田「!おっ!君らが問題の日向君と影山君か!
今年からバレー部顧問の武田一鉄です!
バレーの経験はないから技術的な指導は出来ないけど
それ以外のところは全力で頑張るからよろしく!
いやああちこち練習試合のおねがいに直接言ってたから全然こっちに顔出せなくて」
菅原「先生青城なんて強いとことどうやって」
澤村「まさかまた土下座を…?!」
武田「してないしてない!土下座得意だけど今回は!」
(またっていうのもヤバいけど、今回はって言うのも相当やばい)
武田「ただ…条件があってね…」
「条件?」
武田「影山君をセッターとしてフルで出すこと」
田中「な!
なんすかそれ烏野自体に興味無いけど影山だけはとりあえず警戒しときたいってことですか
なんすか舐めてんすかぺろぺろですか」
武田「い…いやそういう嫌な感じじゃなくてねえーと…」
菅原「い…いいんじゃないか こんなチャンスそうないだろ」
田中「いいんすかスガさん!烏野の、正セッタースガさんじゃないすか!」
菅原「…俺は…俺は日向と影山のあの攻撃が4強相手にどのくらい通用するのか見てみたい」
澤村「先生詳細お願いします。」
武田「……うん
えーと…日程は急なんだけど来週の火曜
土日はもうほかの練習でうわ待ってるんだって
短い時間だから1ゲームだけ
学校のバス借りていきます
時間はー」