第6章 3対3~証明~
月島「何でもがむしゃらにやればいいってもんじゃないでしょ
人には向き不向きがあるんだからさ」
日向「………………確かに中学ん時も…今も…おれ 跳んでも跳んでもブロックに止められてばっかだ」
……バレーボールは"高さ"が重要な競技いくら高くとべても圧倒的な身長は埋まらない
日向「だけど
あんなふうになりたいっておもっちゃったんだよ
だから
不利とか不向きとか
関係ないんだ
この身体で戦って勝って勝って
もっと いっぱいコートにいたい!」
影山「──────…!」
月島「…だからその方法がないんでしょ
精神論じゃないんだって"キモチ"で身長差が埋まんの?
リベロになるなら話は別だけど」
「…飛雄。」
影山「……スパイカーの前を切り開く…そのためのセッターだ」
日向の横に並んで言い放った言葉
「とは言っても、今段階で真っ向勝負は今は無理だね」
日向「っぐ!」
影山「うち抜けないなら躱すぞ
お前のありったけの運動能力と反射神経で俺のトスを打て」
日向「?わかった!」
「絶対わかってないでしょ!」
日向/影山「とりあえずやってみる!!」
一発目、当然のように当たらず通り過ぎるボール
影山「おい 何してる!もっと速ー…」
月島「でたー王様のトス」
2回目 3回目 4回目触ったと思ったらネットタッチ