第6章 3対3~証明~
日向「うぅ…全然タイミングわかんねぇよ…」
影山「お前反応速いんだからバッ!と来いよグワッ!っと!」
日向「「バッ!」なのか「グワッ!」なのかどっちだ!!!」
田中「重要なのそこじゃねえよ!」
菅原「影山 それじゃあ中学の時と同じだよ
あっえーっと」
影山「…日向は機動力に優れてます反射・スピード…ついでにバネもある…慣れれば早い攻撃だって…」
菅原「その…すばしっこさっていう武器お前のトスが殺しちゃってるんじゃないの?
日向には技術も経験もない」
日向「!?菅原さん!?」
「あながち間違ってはないね笑」
日向「も?!」
菅原「中学でお前にギリギリ合わせてくれた優秀なプレイヤーとは違う
でも素材はピカイチ」
日向「!エッ そんな…天才とか大袈裟です」
「一言もそんなこと言ってないよ」
菅原「…お前の腕があったらさ
なんつーかもっと日向の才能っていうかそういうもっとこう…えーっとなんかうまいこと使ってやれんじゃないの!?
……俺も…お前と同じセッターだから去年の試合…お前見てびびったよ
ズバ抜けたセンスと、ボールコントロール!
そんで何より、敵のブロックの動きを冷静に見極める目と判断力!!
…俺には全部無いものだ」
田中「そっそんなことないっすよ」
澤村「田中 1回聞いとくべ」
菅原「技術があってやる気もありすぎるくらいあって何より…周りを見る優れた目を持ってるお前に
仲間のことが見えないはずない!」
影山(なんか上手いことってなんだ!!!)
「正直に今してみたいこととか言ってみたら?」
影山「…俺は お前の運動能力が羨ましい!」
日向「はぁ!?」
影山「だから能力持ち腐れのお前が腹立たしい!」
日向「はああ!!?」
影山「それなら お前の能力俺が全部使ってみせる!
お前の1番のスピード1番のジャンプでとべ
ボールは俺が持って行く!」