第6章 3対3~証明~
月島「クイック使わないのもあの決勝のせいでビビってるとか?」
影山「…ああそうだ
トスを上げた先に誰もいないっつうのは
新底怖えよ」
「……」
(…………)
日向「えっ でもソレ中学の話でしょ?
俺にはちゃんとトス上がるから別に関係ない」
「!」
日向「どうやってお前をぶち抜くかだけが問題だ!
月島に買ってちゃんと部活入ってお前は正々堂々セッターやる!
そんで俺にトスあげる!
それ以外になんかあんのか!?」
「ふふっ」
月島「そういう……いかにも「純粋で真っ直ぐ」みたいな感じ
イラッとする
気合いで身長さは埋まらない努力で全部何とかなると思ったら大間違いだよ」
澤村「…?」
(…?
日向、本当に飛雄の前に現れてくれてありがとう)
影山「(…どっちに上げる…?日向はまだ真っ向勝負で月島に勝てない
やっぱりに…)
…
日向「影山!!!」
!?
(そこにだれも)
日向「居るぞ!!!」
っ…!」
日向「ふぐっ」
かすっ てんっ ピッ!
日向「あっぶねー 空振るとこだった…」
影山「お前 何をいきなり!」
日向「でもちゃんと来た!!!
中学のことなんか知らねぇ!!俺にとってはどんなトスだってありがたぁ〜いトスなんだ!
俺はどこにだってとぶ!
どんなボールだって打つ!だから
おれにトス、持って来い!」
菅原(…今影山はの方にあげようとしたハズなのに
日向の声と動きに咄嗟に反応してあそこまで正確なトスを…
今んとこ口の悪さばっか目立っちゃってるけど…
やっぱりコイツ凄い)