第13章 好敵手

それから何ラリーか続き

｢フェイント来る！前っ｣

田中｢ふごっ｣

｢ナイス田中!!!｣

田中｢スマン ノヤっさん カバー頼む！｣

西谷｢任せろ！｣

影山｢ライト！｣


日向｢エッ 影山がトス呼んだ！？｣

西谷｢影山!!ラスト!!｣

西谷に上げられたボールを影山が助走をしストレートに打った

影山｢オイ今のが"ストレート"だからな！サイドライン沿い真っ直ぐ！
ちゃんとコースの"打ち分け"できるようになれよ！｣

ビシッと日向に指をさしながらいう影山

日向｢うぐぬ〜｣

田中｢こいつのハイスペックまじ腹立つは〜｣

菅原｢全くです｣

芝山｢すっごいですねーっ 烏野高校のセッター｣

猫又｢あぁ｣

芝山｢でも孤爪さんだって派手じゃないけど凄いです！｣

猫又｢…ふム｣

｢きっと孤爪くんは

他人が苦手で他人の目を気にするが故他人をよく観察する人ですよね

それと予測がきっと上手い
この人はこういうタイプだ、こうやって動くなっていう予測が

…でも 音駒の強さはきっとそこがポイントじゃないですよね？笑｣

芝山｢！｣

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烏野:音駒＝18:16

前衛に月島が上がってきて互いに少し目が合うがすぐさま研磨は目をそらす

孤爪（こいつ…賢いやつだ

冷静によく見て考えるタイプのやつ
翔陽とは真逆…）



｢山本！｣

山本｢よっしゃ！｣

｢ナイスレシーブ！｣

（レシーブのレベルが高いからセッターがほとんど動かずに済んでる
トスをあげる前のモーションが少ないからトスがどこに上がるのかギリギリまで分からない…）




孤爪（誰にあげようかな…）

誰にあげようか悩んでライトにいる海を見た。
すると、研磨の目の前にいる月島は研磨の目線に気づきライトに体を寄せた

月島（ライトか）

孤爪｢レフトだよ｣

月島｢!!｣

孤爪（やっぱりよく見てた 反応も速い…）

レフトに上がったボールは福永によって点数が決められた

影山（今の…視線…フェイント…！）