第1章 友達以上恋人未満
『炭治郎くん、行こ!!』
ホームルームが終わって、体育服に着替えた。
着替え終わった私は炭治郎くんの元に行った。
私たちは急いだ。
急いで教室から出て、グラウンドに集合した。
私たちはチャイムがなる前に、丁度整列が出来た。
けど、他の子たちがチャイムが鳴った後に遅れて整列をした。
急ぐ理由は、スパルタ教師の冨岡先生のせい。
チャイムがなる前に整列して始めないと、グラウンドを走らせると言うからだ。
それも10周!!
「挨拶したら、グラウンド10周」
それを聞いた時私は絶望した。
一体誰が10周も走れるのよ!!!
私は泣きそうになった。
『はあ........』
近くにいる炭治郎くんに聞こえたらしく、私に声をかけてきた。
「大丈夫か、」
『うん....はあ....』
またため息つく。
いつもなら、「走るか....」って思うけど、今日は違う。
なんたって、今週は生理だから。
生理中に走るのは地獄。
もう倒れちゃうよ。
愚痴言ってる間に授業を始める挨拶をして、ラインの位置についた。
自分のペースで走る。
私はゆっくり目に走って10周を目指す。