第1章 Boy's Talk ① (東堂・巻島)
「まあ精々ストーカー規制法にひっかからないように気をつけろよ。」
「ストーカー?何を言っている巻ちゃん、ストーカーというのは相手が迷惑しているのにしつこくつきまとう愚行のことだろう?俺がそんなものを取り締まる法にひっかかるわけが」
「そういうところっショ!!!!相手にとって迷惑かどうかなんてお前にわかるのかよ!」
「わかるさ…俺に恋しているあの瞳…あの輝きが嘘なわけがない、電話も気付いているが照れて出ないことも多いのだろう」
「お前マジやばいやつっショ。もう、俺にも電話してくんな!!」
「あっ巻ちゃ……切られてしまったか。相手が誰なのか言いそびれてしまったな。まあ、それはまた次の電話で話すことにするか!」
(まさか自分のところのマネージャーをかっさらわれるとは夢にも思っていないだろう、巻ちゃん。悪いが彼女は譲れんよ。)
end.
もし続くことがあれば、巻島が東堂の好きな相手が夢主だと気付いて自転車でも恋でもライバル関係になる!なんてアツイ展開を書きたかったり………(笑)