鈴の音が届く距離で〜始まりの章〜【進撃の巨人/リヴァイ】
第20章 4章 番外編 悲しみと幸せの誕生日
⌘ オマケ ⌘
お風呂上がり…焔の鳥:レイに髪を乾かして貰っていると、リヴァイが物凄い勢いで少女に詰め寄って来た。
「リン、さっき渡したやつだが…一旦俺に戻せ!」
『はぁ?何で?』
「…いいから戻せ!後で返してやるから。」
(【良縁を引き寄せる】【運命の相手を見つける】だと?!ふざけんじゃねぇ!俺以外、引き寄せられてたまるか!)
『イ〜ヤ!あれはもう私の物だし…ライキ達もあの石、気に入ってるんだから!』
「渡せ!」
『イヤ!!』
「ハンジ、何だアレは?」
「あっ、エルヴィン!君は石の種類とか、詳しそうだよね〜。」
「石?あぁ、そうだな。贈り物には最適だが色々意味があるから、女性に渡す時には慎重になってしまうがな。…それが何だ?」
「リヴァイがリンの誕生日プレゼントに、石を贈ったんだけど…石の意味や効果を知らなかったみたいで、調べた結果がアレ。」
「なるほど。何を贈ったんだ?」
「ヘマタイトとトリフェーン。」
「ん?別に変な意味じゃなかっただろう?あの石は。」
「まぁね〜。でもリヴァイはあの石の【恋愛運】が気になったみたい!」
「確か【関係を発展させる】とか…そんな意味じゃなかったか?今のリヴァイにピッタリじゃないか。」
「そうなんだけど…リヴァイは別の効果が、気になるみたいだよ。全く…アクセリーを女性に贈る時はちゃんと、その意味とか効果調べなきゃ!」
「リヴァイらしいじゃないか。」
「まぁね〜」
ハンジは苦笑いをし、2人の追いかけっこを暫く眺めていたのだった。
オマケ fin.
◆ヘマタイト 恋愛運◆
・関係を発展させる
・愛情を強める
・良縁を引き寄せる
・明るい関係を築く 他
◆トリフェーン 恋愛運◆
・運命の相手を見つける
・良縁を逃さず掴む
・二人の関係を修復する 他
※諸説あり