第2章 始まりの時間
「お題に沿って短歌を作ってみましょう。
ラスト七文字を触手なりけりで締めてください」
触手なりけりとは。
難しいお題を出すな……。
あら、渚もう出来た…いや、暗殺するのか…。
渚は、ナイフを振り下ろした後、先生に抱きついた。
すると、寺坂が変なスイッチを押すとBB弾が勢いよく飛びててきた。
寺「っしゃあ!!やったぜ!!百億いただきぃ!!」
寺「ざまぁ!
まさかこいつも自爆テロは予想してなかったろ!」
茅「ちょっと寺坂!渚に何持たせたのよ!」
カエデが寺坂に問う
寺「あ?オモチャの手榴弾だよ、ただし火薬を使って威力を上げてる。三百発の対先生弾がすげぇ速さで飛び散るように…。人間が死ぬ威力じゃねーよ。火傷はするかもなぁ」
私は、寺坂の行動に腹が立って仕方なく
低い声で
『渚に何やらせたの?』
と怒りと殺意をこめながら寺坂達に問いた。