• テキストサイズ

銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第18章 銀の鳥と仲間たち


「じゃあ女子は今夜7時に海影の部屋に集合ね!男子禁制だからね!」

【おー!!】

食事会が終わり、海影はまたあの部屋へと戻ってくる。

「じゃあまた後でね。」

『うん。』

そう笑いかけた小南を見送ると、それと同時に迅が部屋に入ってきた。

「気分はどうだ?」

『悪くない。』

「そうか。.....」

『迅?どうした?随分と元気ないように見えるけど。』
 
「海影...本当は記憶を取り戻したお前に言わなければ行けない事なんだろうけど.....ここで言わせてくれ。」

『?』

「いくら最前の未来に近づくためとはいえ、お前やメガネくんに無茶をさせたっ。お前が攫われて記憶を消されたのは俺のせいだ。すまなかった。」
 
『......』

「気づいてたんだろ?あのまま行けば最前の未来にはたどり着けないって。だからお前は自分を犠牲にしてまで1番最前の未来に近い未来を選択した...」

『...迅。』

「み、海影?」

『はぁ。ちょっとこっちに来て。』
 
ポンポンとベッドサイドを叩くと、迅はおもむろに海影の側まで近づく。
そして『しゃがめ!』と海影が言うと、驚きながらゆっくりとしゃがんでくれた。
/ 269ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp