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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第12章 大規模侵攻


ハイレインは逃げる修と援護する海影の元へ向かっていく。
どうやら意地でも止める気らしい。
すると次の瞬間
ミラの小窓が修を貫いたのだ!
咄嗟に海影が赤月で防御したものの、防御をすり抜けたものは全ての修を刺した。
 
『修!!っ赤月!!!アイツを仕留めろ!』
 
残り少ない赤月のブレードがハイレインとミラに向かって恐ろしい速さで飛んで行った。

ドッ!
 
ミラは赤月のブレードに刺されるとそのまま本部の壁に括り付けられる。
そして避けようともしなかったハイレインには数本の刃が刺さった。
だが、ハイレインはお構い無しにこちらへ向かってくる。
 
修がレプリカを遠征艇に向かって投げようとした。
もう、最後の頼みの綱だ。
それを援護するように米屋の指示でC級が援護射撃をする。
そして、三輪の風刃がハイレインを切り裂き、本命の遊真の射撃が放たれた。

『行けぇぇぇぇっ!!修!!!!』

「あああぁぁぁっ!!」
 
修はレプリカを振りかぶると遠征艇に向かって投げる。
ここからが海影にとっては勝負だった。
レプリカの作戦で、遠征艇の解析が終わるまでの時間を稼ぐのが海影に課せられた命令だったのだ。
修はそのまま力尽きその場へと倒れ込むと、冷たい目をしたハイレインが修に近寄っていく。
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