第37章 誘ってるのか? 弱ペダ 荒北靖友 甘々
離れていく唇が名残惜しくて
の後頭部を押さえ、
噛み付くようなキスをする。
「ちょ、やすっ・・」
「黙ってろ。」
漏れる声すら、もったいなくて
何度も何度も口付けた。
ドンドンとが俺の胸を叩き
ようやく唇を離す。
「・・っもう!靖友のバカ。」
潤んだ瞳で睨み上げながら
真っ赤に染まった顔で悪態をつかれても
俺を煽る要素にしかならない。
コイツはそれをわかっていてやっているのだろうか。
「バーカ。あおんな。」
「んぇ? あおってないから!」
が足をバタつかせるから
チラリと足の付け根が見えた。
「そういや、忘れてたわ。」
不思議そうに首を傾げたの肩と
太ももに噛みつく。
「いたっ」
右肩と左足の太ももにクッキリついた歯型。
「これで、んなカッコできねぇだろ。」
色気なんてものはねぇけど、
それくらいがちょうどいい。
「んもー。外出れないじゃん。」
起き上がったは
ついた歯型をなぞりながら俺を見つめる。
乱雑に置かれた服の山から、
Tシャツを引っ張りに投げた。
「それやるから、着てけ。」
受け取ったTシャツを頭からかぶり
「どう?」
立ち上がってクルっとまわるを
呼びよせる。
「んっ・・」
彼女が漏らす甘い声に頭がクラクラした。
俺は自分で思っているより
独占欲が強いらしい。
彼女の首につけた赤いシルシを指でなぞる。
「、覚悟しとけよ?」
「ふふ、いっぱい愛してね?」
はフワリと笑みを浮かべて
部屋を出ていった。
あれからは部屋着代わりに
俺のTシャツを着て回ってたから
俺たちの関係はすぐにバレた。
バラすためのシルシだったからな。
fin
あとがき。
ご無沙汰してしまいました。
お久しぶりの荒北サン。
ただ、ただ
荒北サンとラブラブしたかっただけの話。
最近、東リベばっかりだったから、
久々に楽しくかけました。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
2022.08.20 朱華