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短編集●色んなキャラと365のお題

第22章 目元で笑う ツイステ デイヴィス・クルーウェル 甘々





そんな顔、ずるい!


22.目元で笑う


「クルーウェル先生?」

魔法薬学準備室を覗くと
クルーウェル先生が怪訝そうな顔をして

「か、なんのようだ。」

私を見つめた。


「そんな顔しなくてもいいじゃないですか。」


あんまりの態度に形だけ頬を膨らませてみる。


勝手知ったるなんとやら、
準備室の奥にあるベットに腰掛けると
ため息をついたクルーウェル先生は
座っていた椅子をクルリと回転させた。



「せっ、、」

次の言葉を紡ぎ出そうとした私を見て
クルーウェル先生が人差しを自分の唇にあてた。


先生の手が私の方にのびてくる。


「先生?」

ピタリと、シャツの襟元でその手が止まった。



「どこの仔犬に付けられたんだ、Bad girl?」

「へ?それなんですか?」

先生の手にはボタンくらいの小さな薄い機械。



「盗聴器、だろうな。」



ポンと何かが爆ぜる音がして

「ぅわっ?!」

正面にいた先生に抱きついた。




音を立てたのは
先生の手の中にあった盗聴器?で
先生が爆発させたらしく、
プスプスと黒い煙をあげている。




クルーウェル先生はフンッと
その黒い塊を傍にあったゴミ箱に捨てた。




まったく身に覚えはないが、
あんなところに盗聴器つけられたのは私だし、
どう考えても私に落ち度があった。


キュッと先生の服を掴んで彼を見上げる。

「クルーウェル、先生。」

「どうした?」



先生はわかっているくせに
あえて私に聞く所が意地が悪い。


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