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短編集●色んなキャラと365のお題

第8章 相合い傘 弱ペダ 東堂尽八 ほのぼの




起き上がると

「、、うるさい、尽八。」

「うるさくは、ないな!
、、、ほら。」

尽八が紙袋を差し出した。



「なに?」
「昼飯だ。飯はよく噛んでしっかり食え。」

こう言うとこはホントしっかりしてる。

尽八がドンとベンチに座った。


「何してんの?」
「俺もここで食べるんだ。」

彼は私に手を差し出す。


「お金?」
「違う!
俺の昼飯もそこに入っているのだ!」


たしかに、紙袋の中には
たくさんのパンやおにぎりが入っている。


「あ、そうなんだ。ごめんごめん。」

適当に選んだ大きいおにぎりを渡した。


おにぎりにかぶりついた尽八が
モグモグと口を動かす。

私もパンを一つ出して食べ始める。


「そういえば、最近、
巻ちゃんには連絡してるの?」

「あぁ、もちろん、毎日している。」

尽八はイキイキしているが
巻ちゃん、会った事ないけど気の毒だな。



「。」

尽八が私の目をジッとみた。

「何?」

私がサンドイッチを開けたとき
「いじめられているのか。」
彼は言った。


「なんの話?」

「新開から聞いたんだ。」

仕事できるな、新開くん。



「あぁ、あんなの大したことないよ。」

中学の頃の方が酷かった。
たぶん、尽八は知らないだろうけど。




「その、相合傘が、、
書かれていたのだろう?」


尽八の顔が赤くなる。
中学生か。
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