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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第17章 その花の意味





「ずいぶんとやつれたな、光秀」


「政宗……」



刀を抜き放つ隻眼の将を、光秀はひたと見据えた。



「どうして俺がここを通ると? 人のよりつかない獣道だが」


「勘だ」


「ほう」


「誰より人の裏をかくのがうまいお前が相手だ。下手に策を練るより、直感で動く方が勝算があるだろ」

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