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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第16章 水色桔梗の言葉を





読み慣れた字はさらに、越後でも小規模な謀反が頻発していたことを光秀に教えた。


「となると、狙いは……」


わずかに目を閉じ、思索を巡らせ……



「–––そういうことか」



見開かれた双眸が、闇の中で刃物のような輝きを放つ。


「まずまずの食事だったな」


紙片を細かくちぎって口に放り込み、ひと息に飲み下すと、ほどなく、牢番が戻ってきた。


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