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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第16章 水色桔梗の言葉を





「義元、私はそなたを買っておるのだ。私に仕えるに相応しい、そなたの血筋をな」


「……そうですね、余計な口出しをしました」


水晶のように澄んだ義元の瞳に、諦念の色が満ちていく。



「時に、道中、珍妙な男を拾った。何かと役に立ちそうだったのでな。義元、世話は任せたぞ。『その時』には奴も連れていく」


「……? 承知しました」



怪訝に思いながらも、義元は広間を後にした

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