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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第15章 仕返しのキス





(ここが牢獄……。真昼なのにうすら寒い)


牢番の目を盗んで牢獄へと忍び込んだ私は、思わず身震いした。


(光秀さんは、こんなところに閉じ込められてるのか……)


まるでドラマや映画のセットの中にいるように思えるけど、カビ臭いような湿った空気の中に微かに感じる血生臭さが、自分が現実の中にいることを実感させた。
意識して深呼吸を繰り返し、湧き起こる恐怖を抑えつける。

会いたい、その一心で奥へと進む




そして–––


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