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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第14章 化け狐と今宵かぎりの想い





(光秀さん、どうか無事で)


幕開きを待ちながら私の胸に兆したのは、意外にも不安だけではなかった。

これから始まるお芝居への期待で、はちきれんばかりになっている。



(私、わくわくしてる……。きっと、とんでもないことが起きるんだろうけど……)



これが喜劇だと光秀さんが言うのなら、待ち受けるのは、胸のすく大団円に違いない。

そう確信した時、離れた場所から声がかかった。


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