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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第14章 化け狐と今宵かぎりの想い




「そ……っ」


「ん?」


「そろそろ舞台に上がってください! 準備をしないと……!」


「ああ。–––行ってくる」


身体を傾けた光秀さんが、私の頭のてっぺんにキスを落とす。


(……っ)


私にひと言いう暇も与えず、光秀さんは狐の面で顔を隠し、舞台袖へと消えた。

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