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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第13章 大切な人
「まさか、そんなことが……」
「くそ、面倒なことになって来やがった」
佐助くんと幸村が眉をひそめ、難しい顔して考えこむ
(どういうこと……?)
「ふたりは『義昭様』が誰か知ってるの? そんなに危険な人なの?」
「恐らく、その男は……室町幕府第十五代将軍、足利義昭だ」
(将軍……!? 足利義昭……その名前なら覚えがある)
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