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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第12章 その感情は






「茜……!」



(あ……)


走ってきた光秀さんに両肩を捕まれ、私を呼んだのが光秀さんだと認識できた



「探したぞ……! こんな遅くまで、一体どこへ……。……茜?」



顔を覗き込まれ、さっき自分に起きたことが思いだされた–––



「何があった」


(…………っ)


真剣な声音、心配そうな目の色、肩に置かれた手の重みを感じて、呪縛が解けたように、ようやく我に返った。


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