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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第10章 偽りの夫婦



ひと通り挨拶が済むと、座長さんが私たちに笑顔で告げた。


「いつもは野宿するんだが、お殿様のはからいで宿を与えてもらっとるんだ。あんたらの部屋も用意しとる。荷物を置いといで」


「助かります」



(宿……。嫌な予感がする……!)

…………



(やっぱり……!)


宿へ着くと、光秀さんと私は当然のように同じ部屋へと通された。

片隅にたたんである布団も、当然のように一組しかない。

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