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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第10章 偽りの夫婦





やめてほしくなかった



あのまま、あの毒に溺れていってもいいと思った



光秀さんが着付けてくれた着物の襟直すとを、これ以上ないくらい、きつく掴む。


(揶揄われてるだけなのに……。馬鹿だ……私……)


鼓動があまりにうるさくて、私は逃れるように耳をふさいだ。

…………

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