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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第9章 偽りの許嫁





(こんなこと、光秀さんのファンに知れたら何されるか……!)


「つれないことを言う。共に過ごした一夜をなかったことにする気か?」


「ちょ……っ。っ、一緒に過ごしたからって、別に何もなかったでしょう……!」


「白を切るとはひどい女だ。だが、そういう思わせぶりなところも、そそられる」


(もうっ!!本当にこの人、な、なんなの……っ!)



「へえ、噂は事実無根ってわけでもなさそうだな」


火照った私の顔を覗き込み、政宗さんは短く口笛を吹いた。


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