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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第8章 謀反





光秀さんの言う通り、私は馬鹿のつくお人好しなのかもしれない

自分でもバカな真似をしてることも分かってる

だけど……

淫らで残酷な脅しの何倍も、この人に苦しげな表情を見せつけられる方が、私にはずっと堪える。



「……全部お話します。舞ちゃんの命にかえても、嘘はつきません。だから、ちゃんと信じてください。」


覚悟を決めて見据えると、光秀さんは呆れたように肩をすくめてみせた。


「急に素直になったな。お前の反応は時々、俺の予想を軽々と超える」


「本当ですか……? あなたを驚かせられたのなら、ちょっと嬉しいです」

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