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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第8章 謀反
(知り合い……、まさか……)
「ただの小娘と思っていたが、お前たちにも色々と秘密があるようだな」
「っ……光秀さんほどじゃ、ありません」
「言ってくれるな。茜、お前、何者だ? 」
「私は、何者でもありません。何か誤解しています!」
「最近、城下に何やら鼠が出ると聞いてな。使いの者に少々、調べさせたんだ。」
光秀さんの感情のない声が、私の恐怖心を掻き立てる
(……鼠って…、まさか……)
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