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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第8章 謀反
「まぁ、倫理の範疇を超えてやって来たお前たちを調べるのは、容易ではなかったがな。」
「なんでそんなこと……?」
(私や、舞ちゃんを調べたところで何かあるわけない。だいたい、この時代に知り合いすらいないのに……)
「信長様の寵愛を受ける者の素性を調べるのは、当然のことだろう。お前も信長様には近しい存在だからな。」
「わ、私たちがそんなことするわけないでしょう?そもそも、知ってる人だって……」
そこまで、言いかけて、一人の人物が思い浮かんで、私は言葉に詰まった。
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