第2章 Kiss her hand
訂正、追加ページについて
※ニュースでもお伝えしましたが、プロローグで大事な部分数ページ抜けてました(汗)
申し訳ありませんがP8から再度お読みください。゚(゚´Д`゚)゚。
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「なんか……いつもごめんね。私の話ばっかりで……。つまんないよね……」
「えっ?!そ、そんなことないよ!楽しいよ!!」
突如、そんなことを言い出して、しゅんとしてしまった舞ちゃんに、両手をぶんぶん振って必死に否定する。
「……本当?」
そう言って、子犬のような愛らしい上目遣いで見つめられれば、女同士にも関わらず胸がきゅんっとしてしまうのは、きっと彼女の魅力のせいだろう。
それに、楽しい、と言ったことは嘘ではない。
久しぶりに感じる、この友達同士の関係が嬉しかった。
こんな風に、誰かと会話をするのはどれくらいぶりだろう。
私なんかじゃ彼女の話し相手には、物足りないのではないかと、むしろ申し訳なくさえ感じた。
「うん。……私こそ、ごめんね?気の利いたことも言えなくて……」
「何言ってるの!!私、茜ちゃんに話し聞いて貰えるの、すっごくすっごく嬉しいんだよ?」
今度は舞ちゃんが、私の言葉を必死に否定すると、私たちは互いの顔を見合わせて、思わず吹き出した。