第23章 トーナメント2日目。
2日目のトーナメントが開始して、意外な人物の乱入があった。ポプラのもとへ連れて行かれたビートだ。
「あなたに急に挑戦することを許してほしい」
『私は大丈夫だけど…』
運営からの許可も出て、急遽ビートとのバトルが組み込まれる。ポプラに鍛えられたビートは、以前に比べていきいきとし、そして強くなっていた。
「ブリムオン、キョダイテンバツ!」
『アーマーガア、ダイスチルで迎え撃って!』
ビートの最後のポケモンを倒し、アルは見事に勝利をおさめた。
「…なぜ、あなたと同じ時代に産まれてしまったんでしょう。そんなことを言っても仕方ないですね。悔しいですが、あなたには完敗です」
『私はビートくんたちと同じ時にトレーナーになれて良かったと思うよ。そのおかげで私たちはこんなに強くなれたから!』
悔しげな表情をしていたビートは、アルの言葉にはっと表情が変わる。今度は嬉しいような照れくさいような、そんな表情を浮かべていた。
「最後まで頑張って下さいね。…アルはぼくたちの代表ですから」
ビートはそう言い残すとスタジアムを去っていった。
次の試合が始まるまでアルは1度控え室まで戻り、みんなを休ませる。試合の経過を見ると、どのバトルも激戦が続いていた。