第12章 それぞれが自覚した件について。
□それぞれが自覚した件について
酒に酔って起きた翌日
人間には何通りかのパーターンがある。
丁度ここにいる4人も例によって
酔っ払って起きた翌日なので
彼らがどのパターンなのか覗いてみよう。
【 パターン1 不死川実弥 】
「(よ、酔ってヤって自覚するとか最悪だァ!!
しかも俺、浮かれて気持ち伝えちまったぞ!?
…お、覚えてんのか?どう対処したらいいんだ。)」
酒はかなり強いがそれなりに酔っ払う。
酔ってる時も”それなり”にマトモではあるが
多少自我の抑制は緩くなり
記憶は物凄くしっかり残るタイプの人間。
【 パターン2 】
「(こ、こっちも抑えられないって
そ、そういう意味だよね!?
え、どうしよう返事するべきなのかな。
というか、そもそも覚えてるのかな…。)」
酒はかなり強いのだが静かに酔いが回る。
酔うと甘えたがる性質がある。
自我は割と保っているのだが流されやすい。
記憶は物凄くしっかり残るタイプの人間。