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▲イケメン戦国▲おいしい刹那~官能集~

第2章 ジビエのスパイシー政宗風ソーセージ 森の薫りを添えて


ある日、森の中…





それは甘く楽しい逢瀬の最中のことだった。





何が政宗に火をつけたのかはわかない。








目に眩しいほどの青葉…



清々しい若葉の香り…



青空には小鳥が歌う…



そこには似つかわしくない、あまりにも怪(け)しからぬ声が木々の合間に消えていく。








「…あっ……ねぇ、政宗……こんなところで…ぁ…だめだってば…っ」

「何がだめなんだ?そんな可愛い声で鳴いてちゃ説得力の欠片もないな」



初夏の陽気が続く今日この頃…

衣替えしたばかりの薄手の着物の生地を押し上げて、主張する私の敏感なふたつの突起。

存在を露わにしたそれを生地の上から くにくに と押しつぶされ、首筋を這う唇が肌を湿らせていく。



「それより……いいのか?あんまり可愛い声を出すと観客が集まるぞ?この辺はうちの斥候がそこかしこに潜んでるからな」



そう忠告しておきながら、もっと鳴けと言わんばかりに政宗の指が勃ち上がった突起を きゅっ と摘まみ上げた。



「あんっ…」

「こら。何て声出すんだ……まあ、お前が観衆をご所望なら俺は別に構わないけどな」



笑えない冗談を言う政宗に不満をあらわに視線を向けると、その表情に私はふとある疑念を抱いた。



ほんのりと紅く染まった頬…

熱に浮かされたように潤んだ瞳…



「ねえ、政宗?……もしかして酔ってる?」

「……ああ、確かに。酒に酔った時みたいに頭がくらくらするな」



政宗が自分からお酒を飲むはずはない。

となると、その原因となる心当たりはひとつ。



途中、ひと休みするために入ったお茶屋さんで食べた甘味だ。



「……まさかさっき食べたお饅頭お酒入りだったとか?!」



だとしたら、まもなく政宗は落ちる。

脱力した政宗を私ひとりではとても介抱しきれない。



「だったら早く御殿に帰らないと……!」




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