第4章 とろける極上ローストビーフ 謙信特製梅肉ソースがけ
その笑顔は私の胸をきゅっと甘く締め付けて、溢れ出す想いのままに手を伸ばし抱き寄せれば、自然と近づく唇が互いを慈しむように甘く優しく重なる。
「〇〇…愛している…」
「謙信様……私も、っ──!」
愛しています
その言葉は、貫かれた衝撃に掻き消えた。
隙間を嫌うようにきつく抱きしめられ苛烈な愛を惜しげもなく注がれて、身体は苦しくて悲鳴をあげるのに、心はもっとと叫ぶ。
それは手足を縛ることなどよりも、はるかに私を縛りつけて離さない、愛の呪縛が故…
雁字搦めのそれは、過剰な愛の苦しさも快楽へと変え、これ以上ない幸せを私に与える。
謙信様の歪な愛が教えた、縛られる苦しさの果てにある、快楽と幸福に溺れて…
今宵は、果てのない果てを何度見ることになるだろう──
終。
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\イケ戦☆春のエロ祭り☆/
これにて終幕です。
ちゃっかり予定日トンズラこきましたが、、、
ここまでお付き合いいただいた読者様、あいらびゆー(*´з`)
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最後に。
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