第2章 君といたい
「するのは初めてか?」
『は、はい……』
蛇柱様の言葉に正直に答える自分の声が、ものすごく震えているのがわかる。
「そうか」
ど、どうしたらいいの?
何を考えているのか分からなくて、蛇柱様がものすごく怖い。
逃げたい。
早くここから逃げ出したい。
でも私は必死に蛇柱様の言うことを聞くしか出来ない。
蛇柱様のモノに触れていると、次は口でしろと言われた。
口でって……
え……?
理解出来ずに固まっていると、「なら、俺がする」と言った。
すると蛇柱様は、私の身体をまたゆっくり押し倒した。
私の隊員服のスカートの中に入った。
太ももに触れた蛇柱様の手は、ひんやりとしていて冷たかった。