第4章 マヨネーズにアイマスクにアンパン←
貴「...ん!!?...ちょっ......にすんのよ!!?」
10mくらい離れたところでやっと手を離してくれた彼は、完全に顔が青ざめていた。
貴「....え?なんでそんな青ざめてんの!?」
男「...だって、沖田さんは起こらせると物凄くヤバイんですよ!!!?ここは逃げた方が....」
貴「..沖田?」
私がフーンとまだ急いでる素振りを見せないので彼は先程より慌てた面持ちになった。
男「そうです!真選組一番隊長、沖田総悟と言って....あの....言葉でいい表わせないほどのドSなんです。」
貴「.......ドS......。」
...実は私、Sとかそういう系の人苦手なんだよね。
だってさ、あの罵りっぷり.....嫌なんだもん。
誰がお前の下僕だコノヤロー!!と言いたくなる。
それがさっきの顔だけいいアイマスク野郎だなんて.....最悪だ。
貴「......わかった。今すぐ逃げ......」
ポンッ))
沖田「オイてめーら、こそこそ話してんじゃねぇやい。」