• テキストサイズ

【ワールドトリガー】犬飼澄晴 短編集

第16章 二宮隊にて



気付いたら、犬飼先輩と葉瑠さんは隊室にいなかった。葉瑠さん、このために呼び出されたんだろうな。
二宮さんは固まっているし、女子二人はキャッキャとはしゃいでる。これから防衛任務だけど、大丈夫か?
ちなみに俺はここまで、ずっと動けなくて、顔が赤いのを自覚しながら、口をパクパクさせるだけだった。

犬飼先輩が戻ってきた瞬間、やっと声が出た。

「エイプリルフールなんだから嘘ついてくださいよ!!」

「辻ちゃん。言ってることがさっきと真逆だよー」
/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp