第7章 満開
私とマダラ様の為に時間を空けて来てくれたんだ、そこまで柱間さんだけ叱られてはこちらも申し訳がない。
扉間「ああ…お前もだ。今日はすぐに帰しはせん、覚悟しておくといい」
こいつは、人か…?…まぁ私としてはもっと冷徹で残酷な人を知っているが。
雪華「ぅ、わかってる…」
そう落ち込むと、マダラ様が私の頭にポンっと手をのせて揺すってきた。
そのまま、頭をマダラ様の胸にポスっと収めた。
マダラ「そう俺の妻をいじめるな。
こいつの分、半部は俺に回せ。」
扉間「…貴様にもたんまりと回す。
自分の分を終えてから言え」
マダラ「俺を誰と思っている。
半日あれば、終わらせるさ」
二人は互いに睨み合って言い合えば、マダラ様は立ち上がって部屋を後にした。
私は、お礼も言いそびれその後ろ姿を見つめていた。
頭部に残る先ほどまで押し付けられていたマダラ様の胸板の温もりを思い出した。
雪華「…マダラ様の胸板って、やっぱり見かけによらず分厚い…」
柱間「む?やっぱりとう事は…それはもう直接見たと言う事ぞ?」
雪華「?・・・ぁああああ!!なし!今のなしですぅ!!///」
先ほどとのしょんぼりしていた顔と変わって、どこか見た事のあるニヤニヤ顔で柱間さんは私を見てきた。
柱間「後でマダラに言っておくんぞ~」
雪華「柱間さん~!!///」
扉間「仕事をしろ貴様らぁ!!」