第3章 竈門炭治郎
ーたっ、たたたた炭治郎がエロ本?!!
まあ確かに?!竈門炭治郎くんも高校生だし、こういうこと興味あるんだろうけど?!!
まさか買っていたとは…
私は勝手に炭治郎はそういうことには疎そうだと決めつけていた。
キスまでしか知らないんだろうな…とか思ってたのに!!
ー炭治郎が読んでる…エロ本…
私は生唾を飲んだ。
1ページめくってみると、そこはアダルティな世界だった。
ー炭治郎…こんなのが好きなのかな…
めくるごとに手は止まらなくなり、喉が乾いてくる。
オレンジジュースに手を伸ばし、半分くらいまで飲み干す。