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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第3章 竈門炭治郎


「おじゃましま〜す!」

私は今、炭治郎の家におじゃましている。
かまどベーカリーの裏にある炭治郎の家はどこもかしこも優しい香りがした。

「俺の部屋は2階だから!先に上がっといてくれ!」

ーたっ、炭治郎の…部屋!

私は心臓をバクバク言わせた。
各部屋の扉にはネームプレートが下げられていて、1番手前が禰豆子ちゃん、次が炭治郎の部屋だった。

「し、失礼します…」

ゆっくりドアノブをひねって中に入ると、男子高校生とは思えないくらいすっきりと片付いていた。
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